2024/05/20

健康的に美白美人に!身体の内側からきれいになる!

 最近では外に出ると紫外線が強くて日傘やクリームが手放せなくなってきていますね。

化粧品などでも肌に良い成分を混ぜていたり、いつの時代でも美への探求は尽きません。

とくに最近は男性も意識し始めていて、韓国などでも盛んに美への取り組みが行われていますね。

今回はそんな美への探求が止まらないあなたに、化粧品などの効果をより高めていくために必要なことを発信していきたいと思います。

基本的には食生活の改善が最重要です。

私の周りでも、サプリメントさえ摂っていれば良いでしょ?みたいな考えの方が多いのですが、それは大きな間違いです。

サプリメントというのはあくまで、栄養「補助」食品です。

その辺りの説明も踏まえて今回は発信していきたいと思います。

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  1. サプリメントだけではダメなの?
  2. 各栄養素の解説
    ・脂溶性ビタミン(ビタミンD、ビタミンA、ビタミンK、ビタミンE)
    ・水溶性ビタミン(ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン)
  3. まとめ

1.サプリメントだけではダメなの?

実はダメなんです!

効率的に摂取できて良いじゃないか、とも思いますがダメなんです。

というのも、本来人間の身体というのは食べ物を噛んで唾液と混ぜ、胃に送ります。そして胃で消化されて、小腸に運ばれ、大腸へ行き排出されます。

その際に食べ物の栄養はどこから吸収されていると思いますか?

小腸にある腸絨毛(ちょうじゅうもう)とよばれる細かい毛から吸収されています。

腸の内容物が小腸の中をゆっくりと移動する間に食べ物の栄養分の大部分がここで吸収されるのですが、野菜や肉などの食べ物ではなくサプリメントだけで吸収しようとすると、この腸絨毛が段々と減っていきます。必要なものと必要でないものに分けて次に送る、なんて面倒な仕事をしなくて済むようになりますからね。

必要最低限で良ければこんなに要らないよね?と、どんどん居なくなってしまいます。

結果、栄養素の吸収能力が低下していくという悪循環に陥ります。

なので、腸絨毛を減らさないようにしっかりとご飯を食べて、補助的にサプリメントを用いるのが一番良いのです。

2.各栄養素の解説

ビタミンは大きく脂溶性と水溶性の2つに分けられます。

吸収のされ方が異なるという程度の違いなのでここはさらっといきます。大事なのはそれぞれの中身(何に効果的なのか)ということですね。

・脂溶性ビタミン

脂溶性ビタミンは4種類だけになります。他のサイトを見るとよくADEKの順で表記されていますが、ここでは覚えやすいようにDAKEと表記しています。(脂溶性ビタミンは4つDAKE)と覚えられます。

ビタミンAには肌のターンオーバーを促進したり、コラーゲン・ヒアルロン酸・エラスチンといった肌を構成する様々な成分の産生を促す効果があります。

肌細胞の分裂、分化を促進する作用を持っており、細胞レベルで健康な肌へ導くために必須のビタミンです。

また、細胞の保護や皮脂分泌のコントロールにも関わっているため、毛穴やニキビに悩んでいる方はビタミンAの摂取が不足している可能性があります。

ビタミンEは肌のバリア機能を維持して肌を守りながら、同時に皮膚の奥深くまで浸透することで皮脂の分泌をコントロールする作用も持っています。

バリア機能の回復を早め、肌の水分を逃さないようにして、潤いとハリを取り戻してくれる役割を担っています。

・水溶性ビタミン

ビタミンB群は数多くあり、それぞれが身体の健康にとても大きく影響しています。その中で肌の美容に関わるのは、ビタミンB2、B6、B12です。

ビタミンB2、B6は人間の皮膚を構成する重要な栄養素であるタンパク質、脂質の代謝に関わるビタミンです。

肌のターンオーバーを活性化させることで代謝を促進し、健康的で美しい肌の維持に関わっています。

脂質代謝にも関与しているため、過剰な皮脂分泌を抑制することで毛穴の開きやニキビ、肌荒れの予防にも効果的です。

また、女性ホルモンであるエストロゲンの代謝にも関わっているため、ホルモンバランスに関与して肌の調子を整えるとも言われています。

また、ビタミンB12も同様に、核酸やアミノ酸、タンパク質の合成をサポートしています。

赤血球を作るのためにビタミンB12は必要不可欠なので、貧血も予防します。睡眠と覚醒のリズムに関わっているため、睡眠をサポートする効果もあると言われています。

また、赤血球がよく作られていれば、血色の良い肌にもなり得ます。

睡眠不足は、肌の健康に関わる「成長ホルモン」などのホルモンバランスの乱れにつながります。

ビタミンB12も、長く美しい肌を維持するためにはとても重要な役割を担っています。

他にも腸内環境を整えてくれたり、肌の再生や保湿など直接美容とはつながっていなくても間接的に美容につながる栄養素ばかりです。

3.まとめ

元気いっぱいの人ってこちらも元気がもらえるような気がしませんか?

食生活を見直し、心身共に元気に健康になれば身体の内と外の両方がきれいになっていきます。

なお、以下に各栄養の入った食材をわかりやすく書いてくれているサイトがあるのでそちらもよろしければ、ご覧ください。

ちなみに、お灸で用いられる艾(もぐさ)はよもぎからできていて、そこに含まれている精油成分が美肌作用を持っていたりするかもしれません(断言すると怒られてしまうので...)。

なので美肌美人になりたい方は一度、美容鍼灸をやっている鍼灸院を訪ねてみても良いと思います。

☆参考文献☆

カラー人体解剖学

標準生理学

 共立美容外科コラム   

 森永製菓プロテイン公式サイト   

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